Red Hat Enterprise Linux では、OpenLDAP は Sleepy Cat Software の Berkeley DB システムをその オンディスクストレージ形式でディレクトリに使用します。OpenLDAP の初期 バージョンはGNU データベース マネージャ (gdbm)を使用していました。このため、LDAP の実装を Red Hat Enterprise Linux 4にアップグレードする前に、オリジナルの LDAP データをまず エクスポートして、終了後再インポートします。この操作は以下の様なステップ で達成できます:
オペレーティングシステムをアップグレードする前に、/usr/sbin/slapcat -l ldif-outputコマンド を実行します。これは、LDAPディレクトリからのエントリを含むldif-outputと呼ばれるLDIFファイルを 出力します。
オペレーティングシステムをアップグレードします。 LDIFファイルを含むパーティションを再フォーマットしないように注意してください。
/usr/sbin/slapadd -l ldif-outputコマンドを実行して、LDAPディレクトリをアップグレードした Berkeley DB 形式に再度インポートします。