研究開発プロジェクト 開発リクエスト(2014年度)

以下に示されているのは,2014年度研究開発プロジェクトにおいて,企業および教員から提示された開発リクエストの概要である.

開発リクエスト一覧

※開発リクエストには,エンタープライズ系,組込み系は区別していない.ハードウェア寄り,携帯デバイス上でのアプリケーション開発などは,組込み系寄りの開発リクエストと考えて欲しい.

■カテゴリ2

  1. 施設内での経路案内を可能にするナビゲーションシステムの開発
    課題担当:和田耕一,山際伸一
    概要:大型公共施設内のナビゲーションシステム(CampusAR)の基盤の構築をPBLで行いました.しかし,機能面においてまだまだ不足している部分もあり,システムを拡張する必要があります.そこで,CampusARの拡張を「フリーワード検索」,「経路案内」,「災害対応」,「セキュリティ対策」を主としたテーマでデータベースと様々な端末で扱えるアプリケーションの開発を行います.
  2. 「SWOT分析作成ツール」開発プロジェクト
    課題担当:山戸昭三
    概要:経営戦略に関するフレームワークは,数多く,提案されている.そのフレームワークの中で,クライアントが自社の現状認識の上で戦略課題の抽出やクライアント間の認識の共有を図るために多く活用されているものがSWOT分析である.SWOT分析は,模造紙,ポストイットを使って実施されることが多い.手軽な反面,実施場面が限定されている,デジタル的な(キーワード検索,再描画,拡大縮小印刷ができるような)保存が難しいなどの問題がある.その課題を解決するためのSWOT分析作成ツールを作成する.
  3. 情報通信技術を利活用した農作物向け獣害防止システムの開発
    課題担当:和田耕一,山際伸一
    概要:三重県では山地と接する農業地帯が多く,シカ,イノシシ,サルなどの獣類による農作物の被害が,農業生産に深刻な悪影響を及ぼしています.これらの獣類への既存の対策として「電気柵」が存在しますが,その設置費や維持費,撤去費は高額であるため,小規模な農場では導入することができず,獣類を人手で追い払っています.現在,これらの課題を解決する新たな対策方法の立案が望まれています.そこで私たちは三重県のJA鈴鹿を対象に,撮影用のカメラや環境測定用のセンサを搭載したマルチコプターを用いて,獣類の監視,および,撃退を行うシステムの開発を行います.マルチコプターを用いるこのシステムにより,農地面積や土壌環境に影響されない,従来に比べて安価な獣害対策を実現します.また,現在JA鈴鹿が利用している,GPSセンサを取り付けた獣類の位置データと本システムを連携させることにより,これまで人手で行っていた獣類の撃退を自動化します.

■カテゴリ3

  1. スケールアウト型データベース製品に関わる設計開発(PDF) 詳細][(PDF) スライド
    課題担当:白石雅己(日本電気株式会社システムソフトウェア事業部)+(筑波大学)
    要求仕様実現型 企業テーマ
  2. GAM2.0 進化型計算に置ける実験管理と可視化システムの拡張(PDF) 詳細][(PDF) スライド
    課題担当:アランニャ・クラウス
    自由企画実現型
  3. スライドノートを活用した講演字幕システムの制作(PDF)詳細
    課題担当:秡川友宏
    要求仕様実現型
  4. 追っかけ情報保障機能つき HDD レコーダの実現(PDF) 詳細
    課題担当:秡川友宏
    要件仕様実現型
  5. 協調的視覚シミュレータ構築のための研究開発(PDF) 詳細
    課題担当:酒井宏,佐藤俊治(電気通信大学),塩入諭(東北大学・電気通信研究所)
    要件仕様実現型

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(c) Department of Computer Science, University of Tsukuba.