計算機システム実験 K-11:
簡易RSSリーダの作成

天笠俊之
2006年2月3日

概要

これまでに学んだXMLに関連する技術を利用して,簡易RSSリーダを作成する.

RSS (Rich Site Summary) とは,Webページのメタデータの標準形式のひとつで,XMLの形式でニュースの見出しや要約をまとめたものである.最近では,ウェブコンテンツの新しい流通手段として注目されており,多くのニュースサイトや個人サイトがRSSを使ったヘッドライン配信を行っている.

演習の進め方

注意

RSSデータはUTF-8で書かれているので,XMLやスタイルシートの文字コードの宣言を正しく指定すること.また,EMACS等のエディタでRSSデータを確認したり編集しようとしても,正常に内容が表示されない.そこで,内容を確認するときにはlvコマンドを使うと良い.

% lv -Iu8 RSSファイル

文字コードの変換もできる.例えば,UTF-8からEUCに変換するには次のようにする:

% lv -Iu8 -Oe RSSファイル > 出力ファイル

課題レポートの提出

以下の情報を含むWebページを各自のホームディレクトリに作成し,そのURLをメールで知らせること.

提出期限は 2/16(木).メールの作成には以下のテンプレートを利用すると良い.