計算機システム実験 K-11:
Document Object Modelを用いたXMLデータへのアクセス

天笠俊之
2006年1月11, 13日

概要

XMLデータへプログラムからのアクセスを行うための規格である DOM (Document Object Model) を学習するとともに,XMLへの理解を一層深める.今回はDOMを扱うための基本的事項を学ぶ.

準備

実験の環境として,Apache プロジェクトで開発されている Xerces を使う.Xerces には Java, C, Perl で動作するバージョンが存在するが,今回は Java 版を用いることにする.

実は,前回までの演習で使っていた Apache Xalan は内部で Xerces を使っているので,計算機の環境は前回までの設定で動作するはずである.具体的には,関連ライブラリに CLASSPATH を通しておけばよい.もし javac によるコンパイルが通らない等の問題が発生した場合は,担当教員またはTAに相談すること.

演習課題

配布資料を読み,各演習課題を行うこと.

課題レポートの提出

以下の2つのDOMプログラムのソースコードを,メールに添付して提出すること.なお,Java では,ファイル名とクラス名を一致させなければいけないというルールがあるので,プログラムのクラス名も併せて変更しなければいけない点に注意が必要である.

提出期限は 1/13(金).メールの作成には以下のテンプレートを利用すると良い.