10.4. httpdの起動と停止

httpdRPMは/etc/init.d/httpdをインストールし、/sbin/service コマンドを使用してアクセスすることができます。

サーバーを起動するには、root になり次のコマンドを入力します。

/sbin/service httpd start

サーバーを停止するには、root になり次のコマンドを入力します。

/sbin/service httpd stop

restartオプションは、Apache HTTP サーバーを停止してから起動する短縮形の方法です。

サーバーを再起動するには、rootになり次のコマンドを入力します。

/sbin/service httpd restart

注記注記
 

Apache HTTP サーバー をセキュアサーバーとして実行している場合、startrestart オプションを使用するたびにサーバーパスワードを入力する必要があるかもしれません。

httpd.confファイルを編集したら、明示的にサーバーを停止してから起動する必要はありません。代わりに、reloadオプションを使用します。

サーバー設定ファイルを再ロードするには、rootになり次のコマンドを入力します。

/sbin/service httpd reload

注記注記
 

Apache HTTP サーバーをセキュアサーバーとして実行している場合、 reloadオプションを使用するときに、サーバーパスワードは必要ありません

デフォルトでは、httpdサービスはブート時に自動的には 起動しませんhttpdサービスが ブート時に起動するよう設定するには、/sbin/chkconfig/sbin/ntsysvサービス設定ツールプログラムなどのinitscriptユーティリティを使用します。これらのツールに関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux システム管理ガイドにある サービスに対するアクセスの制御の章を参照してください。

注記注記
 

Apache HTTP サーバー をセキュアサーバーとして実行している場合、暗号化されたプライベートSSLキーを使用していると、セキュアサーバーのパスワードがマシンのブート後に要求されます。

Apache HTTP セキュアサーバーの設定方法についての詳細は、Red Hat Enterprise Linux システム管理ガイドにある Apache HTTP セキュアサーバーの設定の章を参照してください。